初心者俳優厨があれこれ考えたこと

映像系俳優厨が考えたことを書くブログです。

懺悔(出待ち・「行けませんが」発言)

こんにちは。スターありがとうございます。

今回は懺悔したいことを書いていくコーナーです。もうオタクやって長いよという方には「馬鹿だわコイツ…」という気分にさせてしまう可能性がありますが、これから追っかけ始めたいよという方には「こんな俳優厨にだけはならんでおこう」と肝に銘じていただければと思います。

 

懺悔①出待ち

冒頭からやらかしている感が強いです。

出待ち。グレーの現場もあれば、ファンや事務所によって統制が取られたサブイベント的な現場もあり、真っ黒ブラックな現場もあります。

私がしてしまったのはグレーな現場。イベント公式を覗いても「出待ち禁止」の文言はありませんでした。なので軽い気持ちで出待ち列に並んでしまったのです。

そもそも出待ちという形態を初めて知ったのが小さなライブハウス系アーティストさんのライブで、そこでは出待ちが当たり前でした(全てのライブハウスが出待ちOKとは限りませんが)。アーティストさんと写真を撮る方、ライブの感想を話す方、進んでギターなどの機材を持ってアーティストさんの車まで運んでいくスタッフさながらの方も居ました。そんな「お見送り」文化に長く居た私は推しのイベントでも待つことは可能だと思ってしまっていました。

実際現場に行くと何人かのファンの方が並ばれていて、スタッフの方も待つ場所はこの範囲でお願いします等の指示をされていたので「こんなことしていないで帰れ」や「キャストの方はもう撤収されました」ということは言われずに待ちができてしまいました。

推しはメインキャストではなかったということもあり、並んでいたのはほとんどが他担です。だから推しが出て来ても特に盛り上がることもありません。誰も声をかけませんでした。今思えばそれが正しい出待ち(?)であり、キャストに気を遣わせず遠くから見つめているだけが望ましいのに、私はどことなく寂しくなってしまい、思わず「お疲れ様です」と推しに声をかけてしまいました。

推しは無言で手を振ってくれました。マネージャーさんが私のプレゼントを車のトランクに押し込んでいるところを見ながら、推しの優しさと自分の愚かさに気が付き、なんていうことをしてしまったのだろうと後悔の念が押し寄せてきました。他担たちが彼女らの推しさんが出て来ると一生懸命手を振ったり声をかけているのを見て少し救われた気分になってしまったことも含めて、私はなんて罪深いのかと落胆しました。

ネットで見ているとやはり「出待ちは禁止されていなくても黙認。決して褒められる行為ではない。やらないに越したことはない」というものが目に付き、更に罪悪感は募って行くばかりでした。

オタクの皆さん、出待ちはなるべくしない方がいいです。

それは俳優さんに俳優さんとして以上のサービスを求めるものです。

優しく対応してくれる推しさんも、仕方なくやっていて内心は面倒だと感じているのかもしれません(私の推しは特に面倒くさがりなので)。推しさんから「無いと寂しい」とか「やってほしい」と言われない限り避ける方が身のためではないかと思います。

出待ちが絶対悪とは言いませんが、やった後に来るサービスを万引きしたような感覚に堪えられないので私は今後は控えるつもりです……

 

懺悔②「行けませんが成功お祈りします」

若手俳優へ出す手紙というテーマが流行っていますが、その中で書いてはいけないとタブー視されている言葉の最たるものではないでしょうか。

「○○公演へは行けませんが成功お祈りします」

まず、お前が来ないとか来るとかどうでもいいよ、というのが一つ。自分が行けないから残念に思われるというほど勘違いはしていないつもりですが。なぜ報告してきた?それ書くくらいだったら100回かっこいいですって書いた方がいい。

次に、来ないのかよ!、というのが一つ。これファンレターだぞ。あなたの出る公演を見に行くことはしませんが応援していますって、茶の間さん(茶の間というスタイルも応援の形として悪いとは思いません)なの?茶の間さんはそんなことわざわざ言わないよね。矛盾していないか?

今考えればやってはいけないことだとわかるのに、私はその一言を書いてしまいました。

言い訳をすると、私も何も考えず書いたわけではないのです。その頃推しは色んなところに出演していました。それらをずっと追いかけ続けてプレゼントを贈り続けていた私はふとある不安に襲われました。「こんなに立て続けに公演行ってたら推しに気持ち悪がられるのではないか」それが無くともにわかオタクの私を気持ち悪いと思っているに違いないと思い、「次の公演には行かないから、安心してください」という気持ちで書いてしまったのです。次の公演ではそんなちっぽけなオタクのことなんて忘れているに決まっているのに。

身勝手で自己満足にまみれたその言葉を思い出しては苦しんでいます。 

 

まだまだ懺悔すべきことはありますが、今回はこの辺りでお終いにしてしまいます。

 

こんな蛮行ばかりを繰り返しているのでもう一生推しのオキニになれないことは確信しつつも公演に足を運ぶことも手紙とプレゼントを贈ることもやめられずにいるのが本当に申し訳ないです。